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Text File  |  1995-08-16  |  5KB  |  134 lines

  1. ▼ Graph Ploter 3D TYPE-50B △
  2.  
  3.  ▼作品名称    Graph Ploter 3D TYPE-50B
  4.  
  5.  ▼作者氏名    小島 一秀
  6.  
  7.  ▼確認動作環境  FM TOWNS 40H+4MB RAM
  8.           (メインメモリ2MBでも動きました。)
  9.           TownsOS V2.1L40/V1.1L30
  10.  
  11.  ▼内容      Z=f(X,Y)の形で書ける関数のグラフを描きます。
  12.          例)Z=X+Yなど
  13.           名前が3Dとはなっていますが擬似3Dです。しかし、処理速
  14.          度と見た目のバランスを考えるとこの辺でいいのではないでしょ
  15.          うか。これでもまだ遅いくらいです。
  16.  
  17.  ▼ファイル
  18.  
  19.   GR_PL01.EXP プログラム本体。このソフトに必要なファイルはこれだけです。
  20.     GR_PL01.BAS このプログラムのソースプログラム。一応入れておきます。
  21.   GR_PL01.TIF このプログラムで描けるグラフの例。
  22.   GR_PL01.ICN アイテム登録をする時にでも使ってください。
  23.   GR_PL01.GGG 概要ファイルです。
  24.   GR_PL01.DOC このファイルです。
  25.  
  26.  ▼操作方法
  27.  
  28.   基本操作は画面に出ているさまざまな項目をマウスでクリックします。そしてさ
  29.  らに数値や関数を入力する必要がある場合はさらにキーボードから入力しリターン
  30.  キーを押します。
  31.  
  32.   ▽各項目の解説
  33.  
  34.    [範囲]
  35.      グラフ描画の大体の範囲の指定をここで行います。画面のグラフ描画部分
  36.     に描かれている線のうち斜めの直線がX座標を、水平に引かれている直線が
  37.     Y座標を、垂直に引かれている直線がZ座標を表しています。これらの交わ
  38.     っている点の座標をここで決定します。この項目の「X」「Y」「Z」とは
  39.     これら3直線の交点の座標です。
  40.      この項目の「長さ」とは「X」「Y」に関するグラフの描画範囲です。上
  41.     の「X」「Y」を起点としてX軸、Y軸それぞれの正の向きにこの「長さ」
  42.     の分だけの範囲にグラフが描かれます。
  43.  
  44.    [グラフタイプ]
  45.      グラフの形態を選択する項目です。ワイヤーフレームと点があります。
  46.  
  47.    [密度]
  48.      グラフの細かさを決定する項目です。状況に応じて適当に調整してくださ
  49.     い。
  50.  
  51.    [グラフの色]
  52.      グラフにグラデーションを掛けるかどうかについての項目です。
  53.      X,Y,Zそれぞれの値が大きくなればなるほどその値にそれぞれ対応し
  54.     た色の輝度が上がっていきます。「X軸」は緑に、「Y軸」は青に、「Z軸」
  55.     は赤に、対応しています。
  56.  
  57.    [関数]
  58.      ここに描こうとするグラフの関数を入力します。ただし、書式に注意が必
  59.     要です。以下に注意点を挙げておきますのでそれに従ってください。
  60.  
  61.      ・原則的には通常の数学で使用する数式を使います。
  62.  
  63.      ・アルファベット、数字は半角、大文字を使用してください。
  64.  
  65.      ・使用できる文字や記号は
  66.       0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 . + - * / ^ ( ) SIN COS TAN ATN EXP ABS LOG
  67.      X Y のみです。
  68.  
  69.      ・演算子を隣合わせて並べないでください。
  70.       例)Z=X+-5 このような式には対応していません。
  71.  
  72.      ・「×」は「*」、「÷」は「/」を使ってください。
  73.  
  74.      ・べき乗は「^」を使ってください。ちなみに優先順位は「*/」より上で
  75.      す。
  76.       例)Z=X^2  (Xの2乗)
  77.         Z=X^0.5 (ルートはこうして表現します。このグラフを描くとき
  78.              は虚数の解の出る範囲がグラフ描画範囲に入らないよう
  79.              に気を付けてください。)
  80.  
  81.      ・SINやABS等の関数を使用する時は必ず「()」を付けてください。
  82.       例)Z=SIN(X)+COS(Y^2) このようにしてください。
  83.       例)Z=SIN X+COS3.14  このようなことはしないでください。
  84.  
  85.      ・使用できる関数と表記方法は以下の通り。必ずかっこが必要です。
  86.       絶対値         ABS()
  87.       eを底とする指数関数  EXP()
  88.       自然対数        LOG()
  89.       サイン         SIN()
  90.       コサイン        COS()
  91.       タンジェント      TAN()
  92.       アークタンジェント   ATN()
  93.  
  94.      ・スペースは空けないで下さい。
  95.  
  96.      ・関数の文字数は50文字くらいで限界です。
  97.  
  98.      ・関数の例を挙げておきます。
  99.       LOG(X)
  100.       SIN(X^2+Y^2)
  101.             ABS(X)+X*Y
  102.             COS(X)*SIN(Y)
  103.             X^3+2*X^2+X*Y+3*(X+Y)
  104.  
  105.    <アラーム>
  106.      グラフ描画終了時や印刷終了時にアラームを鳴らすかどうかを決定する項
  107.     目です。ON1は通常の音で、ON2はかなり小さな音です。当然OFFでは何も鳴
  108.     りません。
  109.  
  110.    <印刷>
  111.      画面を印刷します。しかし、プリンタの機種によっては印刷できない場合
  112.     があります。そのようなときはTownsシステムソフトウェアのハードコ
  113.     ピーを使うとよいでしょう。
  114.      実はこの機能、私の装備では動作確認出来ないのです。したがって全く動
  115.     かない可能性があります。FM-PRのプリンタで動かないならあきらめて
  116.     下さい。(無責任だと言う非難が飛んできそうですね。)
  117.  
  118.    <終了>
  119.      このソフトを終了させます。
  120.  
  121.    <実行>
  122.      グラフの描画を実行します。何かキーを押すとグラフの描画を中止できま
  123.     す。
  124.  
  125.  ▼使用範囲    著作権は放棄しませんが、配付などは自由にしてもらって結構
  126.          です。
  127.  
  128.  ▼注意      このソフトウェアの使用によるいかなる損害にも製作者は一切
  129.          責任を負いません。このソフトウェアは使用者の責任において使
  130.          用してください。
  131.  
  132.  
  133.  
  134.